日本の治安状況は、2001年9月のアルカイダによるアメリカ同時多発テロ後、国際テロ脅威に加え、外国人犯罪の多発、凶悪犯罪のスピード化、反社会的勢力を中心とする銃器使用犯罪の激増等悪化の一途をたどっています。

イスラム国は日本人をテロの標的にすると宣言しており、また最近公表された暗殺リストには69人の日本人の名前がありました。

フランスやアメリカで起きたような、ローンウルフ型テロの脅威がわが国でも確実に高まっています。

刃物や拳銃を使った民間人殺傷

銃火器使用犯罪は暴排条例に絡む民間人への銃撃や、王将社長射殺事件、また館林ストーカー事件のように犯人が拳銃で被害女性を射殺する事件も発生しています。

また、池田小事件や変質者による誘拐殺人など子供が犠牲になる凶悪犯罪が多発しているため、警備会社に対するボディーガード業務のニーズは増えています。

子供に対するボディーガード業務(学校や塾の送迎サービス等)の依頼も急増しています。

凶悪ストーカー事件と目立つ警護

また1999年の桶川ストーカー事件や、そのも後を絶たない凶悪ストーカー殺人事件の影響もあって、女性を対象にしたボディーガード依頼も増加しています。

このように治安が悪化する中で、ボディーガードの対象者は政財界のVIPなど特別な人間に限らなくなっており、警備会社のボディーガード業務ニーズは増加しています。

そして、民間におけるボディーガード業務の形態もSPやシークレットサービスと同様に「ロープロファイル(目立たない警護)」から抑止力・予防に重点を置いた「ハイプロファイル(目立つ警備)」へとその警護スタイルも変遷しています。